4.2.6 監視システム

 監視システムは、原子力施設周辺の環境放射線および気象要素などの測定データをテレメータ装置で収集し、常時集中監視するシステムです。このシステムは、月間,季間,年間などの統計・解析処理,住民への測定結果の広報などを行います。
主な監視項目は次のとおりです。

空間γ線線量率,計数率
空気中放射性物質濃度(ダスト計数率など)
風向・風速・温度・湿度・雨量・感雨・積雪深
日射量,放射収支量その他

空間線量率の測定器は、NaI(Tl)シンチレーション検出器と電離箱を便用し、数10nGy/hの自然レベルから数10mGy/hの広範囲な測定ができるようにしている例が多くあります。
システムは測定局,中央監視局およぴ副監視局などから構成ざれ、測定器等を除く構成機器はテレメータ装置,データ処理装置,補助記憶装置,作表機器,CRT,表示盤などがあります。
主な処理内容として、データ収集・演算処理,データの蓄積,時報・日報・月報・季報・年報などの作表,CRTによる各種グラフ表示,作図,データ修正・補充,表示盤による広報表示,統計・解析などを行います。