2.6 その他

感覚量計測の応用分野として環境、アメニティー分野に対する計測が注目されつつあり、情緒・感情、快適性、心地といった高次感性、複合感覚の計測を目的とした計測器もいくつか市販されてきている。それらの例をいくつか紹介すると、複雑な人間感情の変化を計測しようとする応用として、脳波データを利用して喜び、悲しみ、リラックス、ストレスなどの状態を計測するもの、冷暖房などの人間に対する影響や衣服の保温効果の解析を目的としたマネキンを使用したシステム、労働環境の熱ストレスの評価やスポーツ活動における熱中症予防を目的にWBGT値を測定するもの、また、気温、湿度、気流速度等人体の熱的快適感に関係する要素を測定し、総合的判断として温熱環境の指標であるPMV値を算出するもの等がある。