1.1 時間、速度、回転

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この分類の商品は「時間基準」を要素として含む計測機器と、含まない計測機器に2分される。周波数計測、周期計測、速度計測は時間基準要素を含み内部の時間基準部が心臓部を形成し精度を決定する。測定対象に応じて回転計、周波数カウンタ等呼称がかわるが原理は同じである。

(1)回転計
回転計は何らかのセンサ(パルスジュネレータ等)と組み合わせて使用するが、回転速度計測と積算回転数計測があり、前者は時間基準要素を含む速度計測器であり、後者は単なる計数器(いわゆるカウンタ)で移動量等を計測する。旧来は物理的事象を応用したアナログ式の周波数計(周波数電圧変換器等)であったが水晶発振器を時間基準として採用、最も早くデジタル化された計測器である。近年、汎用回転計は小型・低価格化が進み、FA分野の機械装置等に組み込まれ、計測器というより部品として使用されてきている。基本的には各種センサとの適応機能、計測データの各種出力機能とから成り、組合せによりラインナップの充実が図られている。また、工場等の設備機器のメンテナンス用として携帯タイプの回転計がある。センサ部と表示部を一体化した回転計でポケット型とかハンディ型とか呼ばれるものである。最近の話題としては、パルスジェネレータ等の回転センサを必要とせず、被計測対象の音・振動から回転数を推定計測するFFT演算式の回転計が出現している。

(2)周波数カウンタ
狭義の周波数カウンタは主に電気信号を計測・評価することに用いられる。回転計と異なりヘトロダイン方式等を採用することにより高周波域までの信号計測が可能であるのが特徴である。計測周波数帯域と分解能の基本機能に特殊波形対応等の付加機能を組合せた各種機種がある。また周波数以外に周期測定、時間測定等の機能をもつカウンタや、最近では変調信号やパルス波形等複雑な信号が測定可能なタイムインターバルアナライザ、パルスジッタカウンタ等が登場してきている。さらに、移動体通信に対応したバースト信号を高速・高分解能で測定できるマイクロ波周波数カウンタが出現している。回転計も同様であるが低周波数域の計測時間の短縮化の為、周期を計測し逆算して周波数値として表示する手法・機能も最近は一般化し、F/V変換器にも応用されてきている。


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