4.ダイアフラム式レベル計

 液のヘッド圧をダイアフラムで受け液位を測定するもので,差圧式の変形である.
 差圧変換器のダイアフラムの一面を,変換器の外側に露出した一体構造のものと,ダイアフラム部分を液中に沈める投込式のもの等がある.ダイアフラム面を直接タンク側壁に付けられるため,スラリーや高粘度の液体の測定に適する.また,適当な耐腐食性のあるダイアフラムを選択することによって,腐食性のある液体の液位検出に使用できる.なお,洗浄しやすい構造のため,サニタリ用,すなわち食品用としても好適である.
 投込式のものは,水圧により静電容量変化やストレンゲージの抵抗変化を起す機能を備えたダイアフラム部分を水中に沈め,その変化値を測定し,信号変換するもので,貯水池等の水位の測定に適する.
 以上の用途からみて,液封式のダイアフラムシールされた隔膜式差圧伝送器の一部をここに含めて記載したものがある.それについては,「2.差圧式レベル計」の項を併せて参照されたい.

図1.4.3 ダイアフラム式レベル計の原理図(投込式)