2.弾性圧力計


 受圧素子として,測定範囲によりダイアフラム,ベロー,ブルドン管等が使用され,これら受圧素子が入力圧により変位する機械的動きを利用している.
 測定対象はゲージ圧がほとんどであるが,負圧から測定できる連成圧力計や,真空に引いた測定室(またはベロー等)と組み合せた絶対圧力計もある,

図1.3.1 ブルドン管の種類

図1.3.2 ベロー

図1.3.3 ダイアフラム

(1)圧力指示計
 受圧素子の変位を機械的に指針に連結した指示計で,指示精度は±1.0〜±1.5%のものが多い,形状は丸形が多く,経済的に現場で圧力監視ができることから,非常に数多く使用されている.

(2)現場形指示調節計
 受圧素子の変位を機械的に指針に連結し,圧力指示を行うと共に,空気圧または電気式調節機構に導き,20〜100kPaまたは4〜20mA DCの調節信号を操作端へ出力する.指示精度は±0.5〜±1.5%のものが多い.調節動作は,P,PI,PID,ギャップ等の各種動作が用意されている.この現場形指示調節計はコントロールセンタでの監視を必要としない比較的低位の圧力ラインを制御するのに効果的であり,工事を含めた経済性の点から比較的多く使用されている.
 また,伝送機能を組み込んだ現場形圧力指示伝送器は,現場での監視の容易な大形指示機構のメリットを生かして使用されている.