4.面積流量計

 テーパ状の管の中にフロートを浮かべ,被測定流体を下方から上方へ流すと,フロートは流量の増減に応じて上下する.このフロートの動きにより流量を求めるのが面積流量計である.テーパ管が透明なガラスで作られたガラス管式のものと,ステンレス鋼等の金属で作られた金属管式とがある.図1.2.4に原理を示す.

図1.2.4 面積流量計の原理図

 ガラス管面積流量計は,フロートの位置により流量を直読できることから主として現場の監視用に使用されている.機械的強度,耐衝撃力に難があるので,取り付けや急激な温度変化・流量変化に注意する必要がある.
 金属管面積流量計は磁石を利用して,フロートの位置をテーパ管の外へ取り出し指示させるものと,リンク機構を介して変位/空気あるいは変位/電気の変換器に伝え,20〜100kPaの空気圧信号または4〜20mA DCの直流電流信号を発信するものがある.比較的高温・高圧の流体,たとえば高温重油等の流量測定に用いられている.また比較的粘度の高い液やダーティな流体にも使用できる特徴がある.